二永展嘉氏は1979年西武百貨店渋谷店入社。学生時代がテニス部だった経験から、B館1階メンズ&スポーツカジュアルを担当。当時直輸入で都内でも殆ど無かったフィラ、エレッセ等テニスウエアがコアなお客様に高い支持を受けた。商品部では紳士ニットを担当。西武がナイガイにライセンス生産させていたポロのポロシャツが大ヒットした。有楽町開業では高い効率と高い提案性の両立を求められ、ギャンジーやフィッシャーマン等世界中の不滅の定番ニットを集積展開した。その後若手メンバーが集められシード館計画が始まり、今のユニクロのような自主商品、自主販売を立上げ。シードは商品部部門となり、二永氏も再度本部に行ったが、営業時間後まで店頭支援業務で閉店後にバイヤーワークを行うハードな毎日だったが、達成感とやりがいが大きく、今ならアウトだが、当時は辛くなかった。
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渋谷店紳士カジュアル、商品部紳士、渋谷SEED館
二永展嘉
(撮影日:2025/06/13)